HaKaSe Onboardが
提供する価値

VALUE PROPOSITION

従来の新⼊社員の職場適応における課題

⼀般的に、新⼊社員の受け⼊れプロセスでは⼊社後研修やOJT(職場内学習)が主流であり、また各部署の受け⼊れ⼈数や職務適性、本⼈の希望など様々な要素を⼈事担当者が思慮の上、配属先の決定が⾏われています。
しかし、従来の⼊社後研修では⼀括採⽤した新卒社員を対象に集中的にオリエンテーションを⾏うため、短期的かつ画⼀的な研修内容に陥ってしまうことが課題として考えられ、中途社員においても⼗分な教育機会が与えられないまま職場に配置されています。また、OJTへ移⾏すると、職場のトレーナー社員によってトレーニングが⾏われるため、⼈事が新⼊社員の正確な評価や課題を把握することが難しく、属⼈性が⾼く再現性が低い点も新⼊社員育成が抱える⼤きな課題と⾔えます。

加えて、各施策に対する評価は、⼊社後研修やOJTに対する満⾜度アンケートがこれまでの主流とされてきました。近年、従業員サーベイによりコンディションを把握する動きが⾒られますが、いずれも本⼈の主観による回答のため、評価指標としては客観性が疑われ、施策の継続・改善の判断は担当者の主観に委ねられています。

このように、従来の新⼊社員の職場適応においては、育成施策が短期的な研修プログラムに留まってしまう点、属⼈性が⾼く再現性が低い点で課題を抱えています。

どんな成果がでるのか?

新入社員の早期戦力化が2倍に向上

※早期戦力化:全社員の平均以上のGスコアを入社1年目に獲得した社員

HaKaSe Onboardを導⼊しているセプテーニグループでは科学的なオンボーディングを⾏うことで「新⼊社員の早期戦⼒化割合が2倍に向上した」という、定量的な成果が確認できています。
>この事例の研究レポートを見る

<オンボーディングとは?>
近年、新⼊社員の職場適応を促進し早期戦⼒化するためには、継続的なサポートプログラムの実施が重要だと考えられており、そのプロセスは「オンボーディング」と呼ばれ注⽬を集めています。

なぜ成果がでるのか?

- POINT1 - 科学的な検証・改善を継続

概念「人材育成方程式」  G = P × E( T + W )

科学とは、「仮説」を⽴て「検証・改善」を繰り返すことで⾼い再現性を担保する⾏為です。HaKaSe Onboard においても「⼈材育成⽅程式」と呼ぶ科学的なコンセプトを組み込んでいます。⼈材育成⽅程式とは「⼈は個性と環境の相互作⽤の影響を受けて育つ」という考え⽅(仮説)を概念化した図式で、左辺の値である個⼈の成⻑(Growth)は、個性(Personality)と環境(Environment)の組み合わせによって⾼まると定義しています。すなわち、特定の個⼈(P)にとってGを効果的に⾼めるEの条件を「検証・改善」を重ね、⾒出すことで、個々に最適な⼈事施策が再現性⾼く実⾏可能となる考え⽅です。(また、環境を構成する要素としてチーム(Team)と仕事(Work)が存在すると定義しています)
この⼈材育成⽅程式のコンセプトをもとに、HaKaSe Onboardでは新⼊社員と受け⼊れ先の職場のデータを解析し、新⼊社員と職場の最適なマッチングを⾏い、またその結果を定量的に測定し、検証・改善を繰り返すことで再現性の⾼い科学的オンボーディングを各社で実現します。これまで属⼈的かつ定性的だった新⼊社員の受け⼊れプロセスを科学的な観点から明らかにすることが可能になります。

- POINT2 - 再現性⾼い客観的なデータを
取得する独⾃技術

定性的、主観的なデータでは科学的な検証は困難であり、取り扱うデータそのものの再現性が極めて重要だと考えます。そのため、HaKaSe Onboardでは⼈材育成⽅程式の左辺と右辺に対応する再現性の⾼いデータを取得する独⾃技術を活⽤しています。双⽅のデータを再現性⾼く取得・解析することで、各社で科学が進⾏し、あらゆる企業において新⼊社員の受け⼊れプロセスの品質改善を実現します。

左辺[G] 評判の定量化

・評価の信頼性を加味した匿名回答に基づく360度評価アルゴリズム
・⼈材の効率的な成⻑(評価の改善)に繋がる項⽬の抽出

右辺[P×E] 相性の定量化

・FFS理論を活⽤した「関係性」を表現する特徴量設計
・個社に最適な相性評価アルゴリズムの⾃動構築

当社技術の詳細について

- POINT3 - 1年間のオンボーディングプログラムと、⾃社に最適化されるアルゴリズム

HaKaSe Onboardは⼀時的なマッチングに留まらず、⼊社後1年間にわたって、早期戦⼒化の促進を継続します。適正な配属実施後、職場で効果的に適応するための科学的な育成⽅針をフィードバックし、定期的な360度レビューによって個々の評判と課題の可視化を⾏います。また、時間の経過と共にプログラムの過程で得られたデータを活⽤し、AIが検証・改善を進めるため、マッチングアルゴリズムが各社に⾃動的に最適化され、継続的に精度が改善します。

HaKaSe Onboardでは、これまで⼊社研修とOJTで切り離されていた新⼊社員の受け⼊れプロセスを繋ぎ、継続的に精度が改善するプログラムを新⼊社員に提供することが可能になります。

HaKaSe Onboard の拡張性

HaKaSe関連サービスは今後、オンボーディングだけではなく、採⽤から育成までの⼀連の領域でのサービス提供を予定しています。⼀連の⼈事施策(HRバリューチェーン)の品質が向上することで、⼈的資産が最⼤化する⼈事システムの構築を⽬指します。
>提供予定のサービス⼀覧
>⼀連の⼈事施策の品質向上事例

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