就職活動は入社後のキャリア形成に影響を与えるか

就職活動は入社後のキャリア形成に影響を与えるか

研究レポートの要約

 日本の新卒採用市場における現在の就職活動の在り方に焦点を当てます。学生の就職活動が企業の内定を取るための内定獲得競争になる中で、学生が就職活動に投資する時間やそこから得られる成果は入社後のキャリアにどのような影響を与えているのでしょうか。本稿では、就職活動と入社後のキャリアの関係性を定量的なデータを元に検証し、考察します。

研究背景

近年の新卒採用市場の大卒求人倍率は上昇を続けており、学生優位の売り手市場は続いています。毎年、新卒採用時期になると各企業は採用情報を解禁し、学生は一斉に本選考に向けて準備を始めます。そして本選考が始まると、企業は一定の基準で学生をふるいに掛け、合格者を見定めていきます。このような仕組みから学生の就職活動の目的意識は企業へ入社すること(=企業から内定をもらうこと)にならざるを得ず、そのために学生はあらゆる選考対策に時間を費やします(自己分析、業界企業研究、インターンシップ、OB・OG 訪問、適性検査対策、グループディスカッション対策、筆記試験対策、面接対策など) 。本来、就職活動は自分の未来のキャリアを考え、入社後に自分が活躍・成長できる場を見つける機会となり得るはずですが、現在の就職活動はその目的を果たす助けとなっているのでしょうか、学生が就職活動に投資する時間は自分が入社を決めた企業で活躍する、成長するための糧になっているのでしょうか。そこで本稿では、学生が就職活動に投資する時間や得られる成果が企業に入社した後の活躍・成長に影響しているのかについて当社の新卒入社社員のデータを用いて、定量的な検証を試みました。

選考エントリー企業数と平均サーベイスコア

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360度マルチサーベイによる成長度合の測定方法のレポート